こんにちは、かんりにんです。
「LC3って最近よく聞くけど、結局なにがすごいの?」「LC3対応のイヤホンを買えば、音質や遅延は本当に変わるの?」――Bluetoothイヤホンの世界で急速に存在感を増しているLC3コーデック。気になっているけど、まだよくわからないという方も多いのではないでしょうか。
LC3は従来のSBCやAACと比べると低遅延っぷりは確かに別次元です。この記事では、LC3コーデックの仕組みからおすすめモデルの比較、対応スマホの注意点まで、購入前に知っておくべきことをまるごとまとめました。
- LC3コーデックの仕組みと従来コーデックとの具体的な違い
- 2026年最新のLC3対応おすすめイヤホン8選と価格帯別の選び方
- 全8モデルを横断比較したスペック一覧表
- LC3を使うために必要なスマホ・デバイスの対応状況
そもそもLC3とは?従来コーデックとの違い

LC3(Low Complexity Communication Codec)は、Bluetooth SIGが策定した次世代オーディオ規格「LE Audio」の標準コーデックです。従来のBluetooth Classic(A2DP)で使われてきたSBCに代わる、いわば「次世代の標準装備」として位置づけられています。
LE AudioはBluetooth 5.2以降で利用可能な新しいオーディオ伝送方式で、LC3コーデックはその中核を担う技術。名前のとおり「低い複雑性(Low Complexity)」で効率的にオーディオを圧縮・伝送できるのが特徴です。
LC3コーデックの3つの強み
LC3がこれだけ注目されている理由は、大きく3つあります。
1つ目は低遅延です。LC3の遅延は約20〜30msと言われており、従来のSBC(約200ms)やAAC(約120ms)と比較すると圧倒的に短い。動画視聴で口の動きと声がズレる、ゲームで操作と音がワンテンポ遅れるといったストレスが大幅に軽減されます。aptX Adaptiveの60〜80msよりもさらに低いレベルなので、ゲーマーや動画視聴が多い方にとってはLC3の恩恵が一番大きいかなと思います。
2つ目は低消費電力。LE Audioという名前が示すとおり、Low Energy(省電力)がコンセプトの根幹にあります。従来のBluetooth Classicと比べて消費電力が大幅に抑えられるため、同じバッテリー容量でもより長時間の再生が可能になります。メーカーとしては、バッテリーを小さくしてイヤホン本体を軽量化するという設計の自由度も得られるわけです。
3つ目は低ビットレートでも高音質を維持できること。Bluetooth SIGの聴取テストでは、LC3は同じビットレートのSBCよりも明らかに高い主観音質を示したという結果が報告されています。つまり、少ないデータ量でもSBC以上の音質を実現できるということ。帯域幅に制約があるBluetooth伝送において、これは非常に大きなアドバンテージです。
コーデック比較表で見るLC3の立ち位置
主要なBluetoothコーデックを一覧で比較してみましょう。LC3の強みと弱みがひと目でわかるかなと思います。
| コーデック | 最大ビットレート | 遅延 | 音質傾向 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| SBC | 328kbps | 約200ms | △ 最低限 | 全BT機器で対応 |
| AAC | 256kbps | 約120ms | ○ iPhone標準 | Apple製品と相性◎ |
| aptX | 384kbps | 約70ms | ○ 安定感あり | Qualcomm系 |
| aptX Adaptive | 860kbps | 60〜80ms | ◎ 可変で安定 | Snapdragon Sound |
| LDAC | 990kbps | 約200ms | ◎ ハイレゾ相当 | Sony開発・遅延大 |
| LC3 | 345kbps | 約20〜30ms | ○〜◎ 高効率 | LE Audio標準 |
この表を見ると、LC3は「最大ビットレートは控えめだが、遅延の短さは圧倒的」というポジションです。純粋な音質の上限値ではLDACに及ばないものの、低遅延・省電力・十分な音質という三拍子を高い水準で両立しているのがLC3の最大の魅力でしょう。
なお、有線とワイヤレスの音質差についてはこちらの記事で詳しく解説しています。コーデックの違いがどれくらい体感に影響するのか気になる方は参考にしてみてください。
LC3対応イヤホンおすすめ8選【2026年版】

ここからは、2026年3月時点で購入できるLC3対応イヤホンのなかから、価格帯別に8モデルを厳選して紹介します。すべて実際に市場で評価の高いモデルばかりなので、予算に合わせてチェックしてみてください。
1万円以下で買えるLC3対応モデル
まずはコスパ重視で攻めたい方向けの2モデルです。1万円以下でLC3が使えるというのは、ひと昔前では考えられなかったことですね。
EarFun Air Pro 4(約8,000円)

| 項目 | スペック |
|---|---|
| 価格(税込) | 約8,000円 |
| ドライバー | 10mm ダイナミック |
| 対応コーデック | SBC / AAC / LDAC / LC3 / aptX Adaptive |
| ANC | ○(-45dB) |
| バッテリー | 本体11h / ケース込み52h |
| 防水 | IPX5 |
| マルチポイント | ○(2台) |
| Bluetooth | 5.4 |
EarFun Air Pro 4は、1万円以下とは思えないほど機能が詰まったモデルです。LC3だけでなくLDACやaptX Adaptiveにまで対応しているので、スマホ側のコーデックに合わせて最適な接続を選べます。ANCも-45dBと十分な効きで、通勤用としてもかなり使えるかなと思います。正直、この価格帯でLC3+LDAC両対応のモデルは他にほとんどないので、コスパで選ぶならまず最初に検討すべき1本です。
SOUNDPEATS Air5 Pro(約10,000円)

| 項目 | スペック |
|---|---|
| 価格(税込) | 約10,000円 |
| ドライバー | 10mm ダイナミック + xMEMS |
| 対応コーデック | SBC / AAC / LDAC / LC3 / aptX Lossless |
| ANC | ○(-45dB) |
| バッテリー | 本体8h / ケース込み35h |
| 防水 | IPX4 |
| マルチポイント | ○(2台) |
| Bluetooth | 5.4 |
SOUNDPEATSのAir5 Pro+は、1万円ジャストの価格帯ながらxMEMSドライバーを搭載した意欲作です。xMEMSは半導体技術を使った超小型ドライバーで、従来のダイナミックドライバーでは出しにくい超高域の再現性に優れています。aptX Losslessにまで対応しているのは驚きで、Snapdragon Soundチップ搭載スマホとの組み合わせなら理論上ロスレス伝送まで可能。音質への本気度が伝わってくるモデルです。
1〜2万円台の高コスパLC3モデル
このあたりの価格帯は、音質・機能のバランスがもっとも優れたゾーンです。国内外の有名メーカーが本気でぶつかり合っている激戦区なので、どれを選んでも大きな失敗はしにくいかなと思います。
Denon AH-C840NCW(約15,000円)

| 項目 | スペック |
|---|---|
| 価格(税込) | 約15,000円 |
| ドライバー | 12mm フリーエッジ・バイオセルロース |
| 対応コーデック | SBC / AAC / LC3 |
| ANC | ○(適応型ハイブリッド) |
| バッテリー | 本体10h / ケース込み35h |
| 防水 | IPX4 |
| マルチポイント | ○(2台) |
| Bluetooth | 5.3 |
デノンはピュアオーディオの世界では老舗中の老舗。AH-C840NCWは、同社のハイエンドヘッドホン「AH-D9200」直系の12mmバイオセルロース・ドライバーを搭載しています。LDACには非対応ですが、そもそもデノンが目指しているのはコーデックの数ではなく「ドライバーとチューニングで勝負する正統派の音作り」。シルキーで聴き疲れしない中高域は、長時間リスニングにぴったりです。LC3接続時の低遅延も活かせるので、音楽も動画もバランスよく楽しみたい方に向いています。
audio-technica ATH-CKS50TW2(約17,000円)

| 項目 | スペック |
|---|---|
| 価格(税込) | 約17,000円 |
| ドライバー | 9mm SOLID BASS HD TWS |
| 対応コーデック | SBC / AAC / LC3 |
| ANC | ○(ハイブリッドデジタル) |
| バッテリー | 本体25h / ケース込み65h(ANC OFF) |
| 防水 | IP55 |
| マルチポイント | ○(2台) |
| Bluetooth | 5.3 |
ATH-CKS50TW2の最大の武器は、なんといってもイヤホン単体で25時間という驚異的なバッテリーです。充電ケース込みなら最大65時間。ほぼ1週間充電しなくても使い続けられる計算です。さらに独自の「マグネティックスイッチ」で左右をくっつけると電源OFF、離すとONという操作もユニーク。LC3とマルチポイントの併用ができる数少ないモデルでもあるので、仕事用スマホとプライベートスマホを使い分けている方には特におすすめできます。SOLID BASSの名前のとおり低音に迫力があるので、ロックやEDMを好む方にも刺さるはずです。
Sony LinkBuds Open(約27,000円)

| 項目 | スペック |
|---|---|
| 価格(税込) | 約27,000円 |
| ドライバー | 11mm リング型 |
| 対応コーデック | SBC / AAC / LC3 |
| ANC | ×(開放型) |
| バッテリー | 本体8h / ケース込み22h |
| 防水 | IPX4 |
| マルチポイント | ○(2台) |
| Bluetooth | 5.3 |
LinkBuds Openは、耳をふさがないオープンイヤー型のイヤホンです。ドーナツのように中央に穴が空いたリング型ドライバーが最大の特徴で、音楽を聴きながら周囲の音も自然に聞こえます。ANCは搭載されていませんが、そもそも「外の音を遮断しない」ことがコンセプトのモデルなので、在宅ワーク中にインターホンやご家族の声を聞き逃したくない方にはベストな選択肢でしょう。LC3対応による低遅延はオンライン会議でも威力を発揮してくれます。
3万円以上のハイエンドLC3モデル
せっかくのLC3、音質にも妥協したくないという方にはこの価格帯です。各メーカーのフラッグシップ技術が惜しみなく投入されたモデルが揃っています。
Technics EAH-AZ100(約40,000円)

| 項目 | スペック |
|---|---|
| 価格(税込) | 約40,000円 |
| ドライバー | 10mm 磁性流体ダイナミック |
| 対応コーデック | SBC / AAC / LDAC / LC3 |
| ANC | ○(デュアルハイブリッド) |
| バッテリー | 本体10h / ケース込み28h(AAC時) |
| 防水 | IPX4 |
| マルチポイント | ○(3台) |
| Bluetooth | 5.3 |
Technicsのフラッグシップモデル。磁性流体ダイナミックドライバーという、一般的な完全ワイヤレスでは珍しい駆動方式を採用しています。磁性流体がダンパーの役割を果たすことで、ドライバーの制御精度が向上し、歪みの少ないクリアな音を実現しているんですよね。
3台同時マルチポイントは現時点で業界最多クラス。スマホ2台+PCという使い方ができるので、ビジネスユースにも非常に強いモデルです。LDAC+LC3の両方に対応しているため、音質重視のときはLDAC、低遅延が欲しいときはLC3と使い分けられるのも嬉しいポイント。Dolby Atmosのヘッドトラッキングにも対応しており、空間オーディオ体験まで楽しめます。
JBL TOUR PRO 3(約35,000円)

| 項目 | スペック |
|---|---|
| 価格(税込) | 約35,000円 |
| ドライバー | BA + 10mm ダイナミック(デュアル) |
| 対応コーデック | SBC / AAC / LDAC / LC3 |
| ANC | ○(アダプティブ) |
| バッテリー | 本体11h / ケース込み44h(ANC OFF) |
| 防水 | IP55 |
| マルチポイント | ○(2台) |
| Bluetooth | 5.3 |
JBLのフラッグシップは、BA(バランスド・アーマチュア)と10mmダイナミックドライバーのハイブリッド構成。高域の繊細さと低域の迫力を両立した、JBLらしいエネルギッシュなサウンドが魅力です。
最大の特徴は充電ケースに搭載されたスマートタッチディスプレイ。ケースの液晶画面でANCレベルの調整やEQ設定ができるので、スマホアプリを開かなくてもサッと操作できるんですよ。見た目のインパクトもありますし、所有感を満たしてくれる一品です。IP55の防水防塵性能もハイエンドとしてはトップクラスなので、ジムやランニングにも安心して持ち出せます。
Sony WF-1000XM6(約45,000円)

| 項目 | スペック |
|---|---|
| 価格(税込) | 約45,000円 |
| ドライバー | 8.4mm 新開発ダイナミック |
| 対応コーデック | SBC / AAC / LDAC / LC3 |
| ANC | ○(QN3eプロセッサ・8マイク) |
| バッテリー | 本体12h / ケース込み36h(ANC OFF) |
| 防水 | IPX4 |
| マルチポイント | ○(2台) |
| Bluetooth | 5.3 |
完全ワイヤレスイヤホンの王者、WF-1000XMシリーズの最新モデルです。2026年2月の発売で、前モデルXM5から約3年ぶりのフルモデルチェンジ。新開発のNCプロセッサ「QN3e」は処理速度が前世代の約3倍に向上し、片耳4基・計8基のマイクによるノイズキャンセリング性能は現時点で業界最高峰と言えるでしょう。
音質面では著名なサウンドエンジニアとの協業により、「アーティストが意図した音」の再現を追求しています。LDAC接続時のハイレゾ再生はもちろん、LC3接続時の低遅延も魅力。音質・ANC・低遅延のすべてを最高水準で求めるなら、現時点でこれを超えるモデルはなかなか見当たらないというのが正直な印象です。ただしその分お値段も最上位クラスなので、予算と相談になりますね。
LC3対応イヤホン全モデルスペック比較

ここまで紹介した8モデルを一覧表で比較してみましょう。気になるモデルを絞り込む際の参考にしてください。
| モデル | 価格帯 | ANC | LDAC | バッテリー(本体) | マルチポイント | 防水 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| EarFun Air Pro 4 | 約8,000円 | ○ | ○ | 11h | 2台 | IPX5 |
| SOUNDPEATS Air5 Pro+ | 約10,000円 | ○ | ○ | 8h | 2台 | IPX4 |
| Denon AH-C840NCW | 約15,000円 | ○ | × | 10h | 2台 | IPX4 |
| ATH-CKS50TW2 | 約16,000円 | ○ | × | 25h | 2台 | IP55 |
| Sony LinkBuds Open | 約29,000円 | × | × | 8h | 2台 | IPX4 |
| JBL TOUR PRO 3 | 約35,000円 | ○ | ○ | 11h | 2台 | IP55 |
| Technics EAH-AZ100 | 約40,000円 | ○ | ○ | 10h | 3台 | IPX4 |
| Sony WF-1000XM6 | 約45,000円 | ○ | ○ | 12h | 2台 | IPX4 |
目的別おすすめの選び方
「結局どれを選べばいいの?」という方のために、使い方別にベストなモデルを整理しました。
| こんな方に | おすすめモデル | 理由 |
|---|---|---|
| とにかくコスパ重視 | EarFun Air Pro 4 | 8,000円でLC3+LDAC+ANC全部入り |
| ゲーム・動画の低遅延重視 | SOUNDPEATS Air5 Pro+ | LC3+aptX Losslessで超低遅延 |
| バッテリーを気にしたくない | ATH-CKS50TW2 | 単体25h・ケース込み65hは最長 |
| 在宅ワーク・ながら聴き | Sony LinkBuds Open | 耳をふさがないオープン型 |
| 音質ガチ勢・ピュアサウンド | Denon AH-C840NCW | 老舗の音作りが光るバイオセルロース |
| ビジネス用・3台接続 | Technics EAH-AZ100 | 業界最多3台マルチポイント |
| ガジェット好き・所有欲 | JBL TOUR PRO 3 | 液晶ケース+ハイブリッドドライバー |
| すべてに妥協したくない | Sony WF-1000XM6 | ANC・音質・LC3すべて最高水準 |
iPhoneユーザーは要注意
LC3対応イヤホンを検討するうえで、iPhoneユーザーの方には知っておいてほしい重要な注意点があります。2026年3月現在、iPhoneはLC3(LE Audio)に対応していません。
Bluetooth SIGの認証情報にはiPhone 14 ProやApple Watch 8でLC3の記載が確認されていますが、Apple自身はLC3/LE Audioへの対応を公式にはアナウンスしておらず、実際にiPhoneでLC3接続を利用することはできない状況です。将来的なiOSアップデートで対応する可能性はありますが、現時点では未定です。
つまり、iPhoneユーザーがLC3対応イヤホンを購入しても、LC3コーデックでの接続はできません。ただし、これらのイヤホンはSBCやAACにも対応しているので、iPhone用としても問題なく使えます。LC3を使いたい場合は、USB-C接続のBluetooth LEトランスミッター(3,000〜5,000円程度)を別途用意するという手もあります。
LC3対応スマホ・デバイスの確認方法

LC3で接続するにはイヤホンだけでなく、送信側(スマホやPC)もLE Audioに対応している必要があります。ここでは主要デバイスの対応状況をまとめました。
主要スマホのLC3対応状況一覧
| メーカー | 対応シリーズ | LC3対応 | 備考 |
|---|---|---|---|
| Samsung | Galaxy S23以降 / Z Flip5以降 | ○ | Auracastにも対応 |
| Pixel 7以降 | ○ | 開発者OPでONが必要な場合あり | |
| SHARP | AQUOS R8 Pro以降 | ○ | AQUOS R9/R10も対応 |
| Sony | Xperia 1 V以降 | ○ | Xperia 1 VI/5 Vも対応 |
| Apple | iPhone全モデル | × | 2026年3月時点で非対応 |
Androidスマホの場合、基本的にBluetooth 5.2以上+Android 13以降であればLC3対応の可能性が高いです。ただし機種によっては設定メニューの「開発者向けオプション」でLE Audioを手動で有効にする必要がある場合もあるので、購入前にお使いの機種のLC3対応状況を確認しておくことをおすすめします。
PCやゲーム機でLC3を使うには
PCでLC3を利用したい場合は、USB接続のBluetooth LE Audioトランスミッターを使う方法が現実的です。SonyからはLC3対応のUSBトランスミッターが発売されており、PCのUSB-AまたはUSB-Cポートに挿すだけでLC3接続が可能になります。
ゲーム機については、PS5やNintendo Switchは2026年3月時点でLE Audio非対応です。これらのデバイスでLC3の低遅延を活かしたい場合も、やはりUSBトランスミッターを経由することになります。Sony INZONEシリーズのゲーミングイヤホンは専用ドングルが付属しており、PS5でのLC3接続にも対応しているので、ゲーム用途がメインの方はチェックしてみてください。
なお、ドングルDACについてはFiiO KA11のレビュー記事でも解説しています。USB接続のオーディオデバイスがどんなものか気になる方は参考にどうぞ。
まとめ:LC3対応イヤホンの選び方

LC3対応イヤホンの仕組みからおすすめモデル、デバイスの対応状況まで一通りお伝えしてきました。最後にポイントを振り返っておきましょう。
- LC3は低遅延(約20〜30ms)・省電力・高効率の次世代Bluetoothコーデック
- 音質の上限はLDACが上だが、遅延の短さではLC3が圧倒的
- 8,000円台からLC3対応モデルが手に入る時代になった
- iPhoneは2026年3月現在LC3非対応。Androidユーザーは恩恵を受けやすい
- PCやゲーム機ではUSBトランスミッターを使えばLC3接続可能
LC3イヤホン選びのチェックリスト
購入前にこの5つを確認しておけば、後悔するリスクをグッと減らせます。
| チェック項目 | 確認ポイント |
|---|---|
| ① スマホのLC3対応 | お使いのスマホがLE Audio対応か確認(iPhoneは非対応) |
| ② 用途に合ったタイプ | ANC重視?バッテリー重視?オープン型? |
| ③ LDAC併用の必要性 | 音質最優先ならLDAC対応モデルを選ぶと安心 |
| ④ マルチポイント台数 | 2台で足りるか、3台必要か |
| ⑤ 防水・防塵等級 | 運動用ならIP55以上が安心 |
LC3対応イヤホンを選ぶうえで一番大切なのは、自分のスマホがLC3に対応しているかどうかを最初に確認すること。ここを見落とすと「LC3目当てで買ったのに使えない」という悲しい事態になりかねません。対応していれば、あとは予算と用途で上の比較表から選べばOKです。
実際に試聴してから購入したい方は、e☆イヤホンでの試聴がおすすめです。LC3対応モデルも多数展示されているので、コーデックの違いを自分の耳で確かめてみてください。
※ 記事中の価格は記事執筆時点(2026年3月)のものです。最新の価格は各ショップでご確認ください。


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