FiiO JM21を選ぶ決め手は?M21との違い・レビュー・実力を徹底解説

エントリーモデルとして注目されているFiiO JM21。実際のレビューや詳しいスペック、特に上位モデルとされるM21 違いがどこにあるのか、気になるところだと思います。

また、DAPを初めて使う方にとっては、曲の入れ方や、Amazon Music等ストリーミングサービスが快適に使えるのかも重要ですよね。

バッテリーの持ちやBluetooth、USB出力の性能、内蔵DACの品質、イコライザの設定、ファームウェアのアップデート方法など、知りたいことは多いかもしれません。

中古での購入を考えている場合、失敗や後悔をしないためのポイントも押さえておきたいところです。

この記事では、FiiO JM21に関するこれらの疑問を一つひとつ整理していきます。

この記事でわかること
  • FiiO JM21の基本的なスペックと発売日の情報
  • ストリーミング対応やDAC性能などの詳細機能
  • レビューや中古購入時のチェックポイント
目次

FiiO JM21の概要と基本スペック

https://fiio.jp/products/jm21
  • FiiO JM21の発売日と価格
  • FiiO JM21のレビューと評判
  • FiiO JM21の中古相場と注意点
  • FiiO JM21への曲の入れ方

FiiO JM21の発売日と価格

FiiO JM21は、エントリークラスのDAPとして登場しました。

最初のモデル(ブルー)は2025年の1月31日に発売されました。

その後、新色のブラックが2025年の5月23日に追加発売されています。

価格については、エントリーモデルという位置づけもあり、e☆イヤホン価格で32890円と、比較的手に取りやすい設定になっていると思います。

DAPの世界では、これはかなりコストパフォーマンスを意識した価格設定と言えるかもしれません。

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FiiO JM21のレビューと評判

FiiO JM21の実際の評判はどうでしょうか。

レビューを見ると、やはりそのコストパフォーマンスの高さが評価されているようです。

良い点(メリット)

多くのレビューで共通しているのは、「エントリークラスとしてはトップレベルの音質」という評価です。

特に、4.4mmのバランス接続を使った時の音質の向上幅が大きい、という意見が多いみたいです。アンバランス接続(3.5mm)に比べて、音の立体感や迫力が増すと感じられています。

また、OSにAndroid 13を搭載し、CPUにSnapdragon 680を採用している点も好評です。

これにより、DAPにありがちな動作のもたつきが少なく、快適に操作できるようです。

本体が156gと軽量で、13mmとスリムな点も、持ち運びやすさにつながっています。

気になる点(デメリット・注意点)

一方で、気になる点として挙げられているのが、本体側面の物理ボタンの配置です。

一部のレビューでは、ボタン配置が一般的でないため、誤操作をしやすいという指摘がありました。

これについては、設定で誤操作防止機能を活用するなど、慣れが必要かもしれません。

音質に関しても、「価格を考えれば優秀」という前提の上で、「音はやや平坦で、解像度は控えめに感じる」といったシビアな意見も見られます。

これは、より高価格帯のDAPと比較した場合の感想かもしれませんが、音の好みは人それぞれなので、参考になる点だと思います。

総じて、JM21は「DAP入門機」や「スマホからのステップアップ」「サブ機」として、非常に優秀な選択肢である、というのが大方の評判のようです。

FiiO JM21の中古相場と注意点

FiiO JM21は比較的新しいモデルですが、中古市場でも見かけることがあるかもしれません。

中古での購入は、価格を抑えられるメリットがありますが、いくつか注意点があります。

まず、相場ですが、発売からそれほど時間が経っていないため、新品価格と比べて極端に安くはなっていない可能性が高いです。

海外のショップでは、リファービッシュ品(メーカー整備済み品)が180ユーロ台で販売されている例もありましたが、国内の中古市場では、状態にもよりますが新品価格の7〜8割程度が目安になるかもしれません。

中古で購入する際に最も注意したいのは、バッテリーの状態です。

DAPは内蔵バッテリーで動作するため、前述の通り、前のオーナーがどれくらいの頻度で、どのように使っていたかによって、バッテリーの消耗度が変わってきます。

JM21にはバッテリーを保護する「充電停止(パススルー)機能」が搭載されていますが、この機能が使われていたかどうかは外からは分かりません。

可能であれば、満充電からの再生時間が、公称値(3.5mmで約12.5時間、4.4mmで約9.5時間)から大きくかけ離れていないかを確認できると安心です。

また、本体の傷や汚れはもちろん、ヘッドホンジャックの接触不良がないか、各種ボタンが正常に動作するかもチェックポイントになると思います。

FiiO JM21への曲の入れ方

DAPを初めて使う場合、どうやって曲を入れるのか迷うかもしれません。

FiiO JM21はAndroid 13を搭載しているので、曲の入れ方は主に3つの方法が考えられます。

1. PCからUSBケーブルで転送する

最も基本的な方法です。

JM21を付属のUSBケーブルでパソコン(WindowsやMac)に接続します。

すると、JM21が外部ストレージとして認識されるので、PC上の音楽ファイル(MP3, FLAC, DSDなど)を、JM21の内部ストレージ(32GB)や、挿入したmicroSDカード(最大2TBまで対応)にドラッグ&ドロップでコピーします。

たくさんの曲を一度に転送するのに向いている方法です。

2. Wi-Fi経由で転送する

JM21はWi-Fi(2.4GHz/5GHz)に対応しています。

FiiOが提供しているアプリなどを使って、同じネットワーク内にあるPCやスマートフォンから、ワイヤレスで曲を転送することも可能です。

ケーブルを繋ぐ手間が省けるので便利かもしれません。

3. ストリーミングアプリでダウンロードする

前述の通り、JM21はAndroid 13を搭載しており、ストリーミングサービスに対応しています。

Amazon MusicやApple Music、Spotifyなどのアプリをインストールし、サービス内で提供されている「オフライン再生」機能(ダウンロード機能)を使えば、曲を本体ストレージやmicroSDカードに保存できます。

これにより、インターネット接続がない場所でもストリーミングの曲を楽しめます。

FiiO JM21の注目機能と使い方

https://fiio.jp/products/jm21
  • 高音質なUSB出力とDAC性能
  • Bluetooth機能とバッテリー性能
  • イコライザ機能の使い方と設定
  • Amazon Music等ストリーミングは使える?
  • アップデート(更新)の方法
  • JM21とM21 違いを詳しく解説
  • FiiO JM21の総評とまとめ

高音質なUSB出力とDAC性能

FiiO JM21は、ポータブルDAPとしてだけでなく、高音質な「音の出口」としても多彩な機能を持っています。

その中心となるのが、DAC(デジタル-アナログ変換)性能とUSB出力です。

デュアルDAC「CS43198」搭載

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JM21の心臓部であるDACチップには、シーラスロジック製のフラッグシップDAC「CS43198」が2基(デュアル)搭載されています。

これは、左右のチャンネルを独立して処理するフルバランス構成を実現するためです。

これにより、ノイズの低減やチャンネル間の干渉(クロストーク)を防ぎ、クリアでダイナミックレンジの広い音質を実現しているようです。

USB-DACモード

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JM21は、パソコンとUSB接続することで、PCの外付け「USB-DAC」としても機能します。

PCのイヤホンジャックから直接音を聴く代わりに、JM21を経由させることで、JM21の高性能DACとアンプを使った高音質なサウンドでPCの音楽や動画を楽しめます。

このモードでは、最大384kHz/32bitのサンプリングレートに対応しているようです。

USBオーディオ出力

逆に、JM21をトランスポート(再生機)として使い、音のデータをUSB経由で外部のさらに高性能なDACやDAC内蔵アンプに送る「USBオーディオ出力」にも対応しています。

この場合の出力は、最大で768kHz/32bit、DSD512にも対応するという、非常にハイスペックな仕様です。

ポータブル環境だけでなく、自宅の据え置きオーディオシステムに組み込むことも想定されているのかもしれません。

Bluetooth機能とバッテリー性能

ポータブル機として使う上で、Bluetoothとバッテリーは非常に重要な要素だと思います。

Bluetooth 5.0対応(送受信)

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JM21はBluetooth 5.0を搭載しています。

ワイヤレスイヤホンやヘッドホンに音を「送信」する機能はもちろん、スマートフォンなどから音を「受信」するBluetoothレシーバー機能も備えています。

送信時は、SBCやAACといった標準的なコーデックに加え、aptX、aptX HD、LDAC、LHDCといった高音質コーデックにも幅広く対応しています。

受信時も、SBC、AAC、LDACに対応しており、スマホの音楽をJM21のDACとアンプを通して高音質で聴ける、という使い方ができます。

このレシーバー機能が優秀だというレビューも見かけます。

バッテリー性能と充電停止機能

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バッテリー容量は2400mAhです。

公称の再生時間は、接続する端子によって異なり、3.5mmアンバランス接続時で約12.5時間、4.4mmバランス接続時で約9.5時間とされています。

これは、画面オフやゲイン設定など、特定の条件下でのテスト結果なので、実際の使用状況(ストリーミング利用、画面点灯時間など)によっては、これより短くなる可能性はあります。

JM21の大きな特徴として、バッテリーを保護するための「充電停止(パススルー)機能」が搭載されています。

これは、USB電源を接続した際に、バッテリーへの充電を行わず、外部電源だけで動作させるモードです。

PCにUSB-DACとして接続しっぱなしにする時や、車載で使う時など、常に電源に繋いだ状態で使用する際に、バッテリーの過充電や発熱を防ぎ、劣化を抑えることができます。

これは長く使う上で、とても嬉しい機能だと思います。

イコライザ機能の使い方と設定

音質を自分好みに調整したい場合、イコライザ(EQ)機能が役立ちます。

JM21には、FiiO独自の音楽再生アプリ「FiiO Music」がプリインストールされており、その中にイコライザ機能が搭載されているはずです。

また、Android 13システム側にもイコライザ設定があるかもしれません。

基本的な使い方としては、アプリ内の設定からイコライザを開き、プリセット(Rock, Pop, Jazzなど)を選ぶか、各周波数帯(低音域、中音域、高音域)のグラフィックイコライザを自分で調整します。

ただ、JM21のイコライザに関しては、レビューなどで少し気になる評価も見られます。

「イコライザの効きがイマイチ」「あまり効果的ではない」といった声もあるようです。

また、クチコミでは「結局、フラット(EQオフ)で聴くのが一番良い」と推奨する意見もありました。

もちろん、これは個人の好みや接続するイヤホン・ヘッドホンとの相性にもよると思います。

無理にイコライザで調整しようとするよりは、まずはJM21素の音を聴いてみて、必要であれば調整を試してみる、というスタンスが良いのかもしれません。

Amazon Music等ストリーミングは使える?

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FiiO JM21は、OSにAndroid 13を搭載しています。

これにより、Google Playストア(あるいはFiiO独自のアプリストア)経由で、各種アプリをインストールすることが可能です。

したがって、Amazon Music、Apple Music、Spotify、YouTube Musicといった主要な音楽ストリーミングサービスは、基本的に利用できると考えて良いでしょう。

実際にレビューでも、ストリーミングアプリの動作について言及されています。

注意点:RAM(メモリ)容量

ただし、ここで一つ注意点があります。

JM21のRAM(メモリ)容量は3GBです。

これは、最新のスマートフォンと比較すると、やや少なめです。

メーカー(FiiO)自身も、JM21は安定した動作と音質の最適化のため、「音楽再生アプリのみの使用を推奨」しており、他のアプリのインストールは推奨していない、という旨の注記を出しているようです。

複数のアプリを同時に実行することも避けるよう推奨されています。

レビューでも、「Amazon Musicはやや動作が引っかかることがある」といった報告がありました。

ストリーミングアプリは使えますが、たくさんのアプリをインストールしたり、音楽再生中にブラウザで重いサイトを見たりすると、動作が不安定になる可能性はありそうです。

JM21は、あくまで「音楽を聴くこと」に特化したデバイスとして使うのがベストかもしれません。

アップデート(更新)の方法

FiiO製品は、発売後も機能改善やバグ修正のためにファームウェアのアップデートが提供されることがよくあります。

JM21も例外ではなく、アップデートに対応しています。

方法は主に2つあるようです。

1. オンライン更新(OTA)

最も簡単な方法です。

JM21がWi-Fiでインターネットに接続されている状態であれば、新しいファームウェアが利用可能になると、通知センターに更新通知が表示されます。

その通知をタップして、アップデートメニューに進み、画面の指示に従って更新を実行します。

通知が来ない場合でも、手動で確認できます。

「Technical Support」→「Firmware Upgrade」(または「技術サポート」→「ファームウェア更新」)といったメニューを開き、「Check for updates」(更新の確認)をタップします。

2. ローカル更新

インターネット環境がない場合や、OTAがうまくいかない場合は、ローカル更新も可能です。

まず、FiiOの公式サポートサイトから、最新のファームウェアパッケージ(zipファイルなど)をPCにダウンロードします。

次に、そのファイルをJM21の内部ストレージ、またはmicroSDカードにコピーします。

(この時、ファイルは解凍しないように注意が必要です)

その後、JM21本体の「Technical Support」→「Firmware Upgrade」→「Local Upgrade」(ローカル更新)メニューに進み、コピーしたファームウェアファイルを選択して更新を開始します。

アップデート中は、電源が落ちないよう、バッテリー残量に十分注意することが大切です。

更新プロセスには数分から数十分かかる場合があるようなので、完了して自動的に再起動するまで待つ必要があります。

JM21とM21 違いを詳しく解説

FiiO M21 https://fiio.jp/products/jm21

FiiO JM21を検討する上で、多くの人が気にするのが「M21」との違いだと思います。

この2機種は、見た目や価格帯が近いように見えますが、実は明確な違いがいくつかあります。

筐体(ボディ)の素材と質感

まず、手に持った時の質感が異なるようです。

JM21は、側面がアルミニウム合金、背面がデザイン加工されたプラスチックを採用しています。軽量化(約156g)とコストのバランスを取った構成かもしれません。

一方のM21は、フルアルミニウム合金ボディにAGフロストガラスの背面パネルを採用しているようです。

そのため、M21の方がより高級感があり、重量も少し重くなっています。

出力とデスクトップモード

ここが最も大きな違いかもしれません。

JM21のバランス出力は最大700mWと、エントリークラスとしては非常に強力です。

しかし、M21はFiiOのエントリーDAPとして初めて「デスクトップモード」を搭載しています。

これは、外部から電源供給を受けることで、内蔵バッテリーを介さずに動作する機能です。

バッテリーの劣化を気にせず、据え置き機のように使えるのは大きなメリットだと思います。

さらに、このデスクトップモード時には「スーパーハイゲイン」が選択でき、最大で950mW(32Ω)という、JM21を上回る出力を実現しています。

操作性と端子の位置

細かい点ですが、操作性にも違いがあるようです。

JM21は、3.5mmと4.4mmのヘッドホンジャックが本体下部に配置されています。

対してM21は、これらのジャックが本体上部にあります。

ポケットに入れて操作することを考えると、ジャックが下部にあるJM21の方が便利だと感じる人もいるかもしれません。

逆に、デスクに置いて使う場合は上部の方が収まりが良い場合もあり、これは好みが分かれる点だと思います。

まとめ:JM21とM21の主な違い

どちらが良いかは、使い方次第と言えそうです。

手軽に持ち運んで高音質を楽しみたい、コストパフォーマンスを重視したいという場合はJM21が向いていると思います。

一方で、自宅のデスクで据え置きアンプのように使うことも想定していて、より高い出力と高級感を求めるならM21が選択肢になるでしょう。

比較項目FiiO JM21FiiO M21
位置づけ高コスパ・エントリーモデルデスクトップモード搭載の上位モデル
筐体素材アルミ側面 + プラスチック背面フルアルミ合金 + ガラス背面
最大出力700mW (バランス)950mW (デスクトップモード時)
独自機能充電停止(パススルー)機能特許取得「デスクトップモード」
端子位置下部 (3.5mm / 4.4mm)上部 (3.5mm / 4.4mm)
重量約156gJM21より重い

FiiO JM21の総評とまとめ

FiiO JM21について、さまざまな角度から見てきました。

最後に、この記事のポイントをまとめてみます。

この記事のまとめ
  • FiiO JM21は高コスパなエントリーDAP
  • 2025年1月(ブルー)と5月(ブラック)に発売
  • 価格はエントリークラスとして魅力的な設定
  • 上位モデルM21との主な違いは筐体の質感と出力
  • M21は「デスクトップモード」で最大950mW出力
  • JM21は最大700mW出力で携帯性に優れる
  • レビューでは4.4mmバランス接続の音質評価が高い
  • Android 13搭載で動作は比較的快適
  • ボタン配置による誤操作のしやすさがデメリットとして挙げられることも
  • 中古購入時はバッテリーの消耗度に注意
  • 曲の入れ方はPC転送、Wi-Fi転送、ストリーミングDLに対応
  • DACチップはデュアル「CS43198」を搭載
  • USB-DACモードやUSBオーディオ出力にも対応
  • Bluetooth 5.0搭載で高音質コーデック(LDAC等)の送受信が可能
  • バッテリー保護の「充電停止(パススルー)機能」が便利
  • イコライザ機能は搭載されているが、評価は分かれる
  • Amazon Music等のストリーミングは利用可能
  • ただしRAM 3GBのため音楽アプリ中心の使用が推奨される
  • アップデートはOTA(オンライン)またはローカルで実行可能
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この記事を書いた人

オーディオ好きのかんりにん、アラサーです。大学生の時に高級イヤホンの音の良さに衝撃を受け、高級イヤホン沼に足を突っ込みました。
このブログは「いい音で音楽を聴く」ことで得られる幸福をもっといろんな人に知って欲しく立ち上げました。最高の据え置き環境を夢見て、皆さんと一緒に成長していくブログです。

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