「ウォークマン」と検索すると、本当にたくさんのモデルが出てきますよね。僕も昔、どのモデルを買おうか迷った記憶があります。
ウォークマンの歴史年表を眺めていると、初代モデルから続く技術の進化に驚かされます。ウォークマンの歴代カセットモデルに始まり、CDウォークマンやMDウォークマンの時代もありました。
今では、ウォークマンのSシリーズやEシリーズの歴代モデルのように、デジタルオーディオプレーヤーが主流ですね。かつての名機と呼ばれるモデルや、USBメモリのようなスティック型、印象的だった歴代CMなど、語り始めると尽きないかもしれません。
この記事では、ウォークマンのシリーズ一覧や、ウォークマンの歴代おすすめモデルについて、その歴史を一緒に振り返ってみたいと思います。
- ウォークマンがどのように誕生し進化してきたかの流れ
- カセットやCD、MDなど媒体ごとの特徴的な歴代モデル
- デジタル時代におけるSシリーズやEシリーズ、スティック型の系譜
- 現行モデルのラインナップとそれぞれの位置づけ
歴代ウォークマンの歩みと進化

- ウォークマンの歴史年表を辿る
- 伝説の始まりとなった初代モデル
- ウォークマンの歴代カセット特集
- CDウォークマン・MDウォークマンの時代
- スティック型ウォークマンの系譜
ウォークマンの歴史年表を辿る
ウォークマンの歴史は、1979年に始まります。カセットテープからCD、MD、そしてメモリーオーディオへと、音楽を記録する媒体の変遷と共に進化してきました。
その始まりは、音楽を外で聴くという、今では当たり前の文化を創造したことにあると思います。当時は、自宅のステレオで音楽を聴くのが一般的でしたから。
ウォークマンの歴史年表を詳しく見ていくと、技術革新の連続です。小型化、軽量化、長時間再生、高音質化。ソニーがいかに「外で良い音を聴く」ことにこだわり続けてきたかが分かります。
CDウォークマンが登場し、MDウォークマンで「録音して持ち運ぶ」がより手軽になりました。そして、ネットワークウォークマンの登場が、後のデジタルオーディオプレーヤーにつながる重要なステップの一つだったと評価されることもあります。
伝説の始まりとなった初代モデル

ウォークマンの初代モデル「TPS-L2」は、1979年7月1日に発売されました。当時の価格は33,000円。決して安くはなかったようですが、爆発的なヒットを記録します。
このモデルは、もともとあったモノラルのテープレコーダー「プレスマン」から録音機能を取り除き、ステレオ再生専用機として開発されたそうです。
デザインも印象的です。ブルージーンズをイメージしたとされるメタリックブルーのボディに、オレンジ色のボタンがアクセントになっています。このオレンジ色のボタンは「ホットライン」機能のものでした。
2つのヘッドホンジャックとホットライン
TPS-L2の大きな特徴は、ヘッドホンジャックが2つあったことだと思います。これにより、一つのウォークマンで二人が同時に音楽を楽しめました。
そして「ホットライン」機能。これは、ボタンを押している間、音楽の音量が下がり、内蔵マイクが周囲の音を拾う仕組みです。ヘッドホンをしたまま会話ができるように、という配慮だったようです。今の「外音取り込み機能」の先駆けとも言えるかもしれません。
ウォークマンの歴代カセット特集
ウォークマンと言えば、カセットテープを思い浮かべる人も多いと思います。ウォークマンの歴代カセットモデルには、画期的な製品がたくさんありました。
例えば、1983年の「WM-20」は、カセットケースとほぼ同じサイズを実現しました。使わない時はコンパクトに収納できるというアイデアがすごいです。

https://www.sony.com/ja/SonyInfo/CorporateInfo/History/sonyhistory-e.html
そして1985年の「WM-101」では、ガム型充電池が初めて採用されました。これにより、乾電池が不要になり、さらなる小型化と利便性の向上につながったと考えられます。

https://www.sony.com/ja/SonyInfo/CorporateInfo/History/sonyhistory-e.html
カセット時代のウォークマンは、単に音楽を聴くだけでなく、メカニカルなギミックやデザイン性も魅力の一つだったように思います。オートリバース機能や高音質化技術(ドルビーNRなど)の搭載も進みました。
CDウォークマン・MDウォークマンの時代
1982年にCDオーディオ規格と市販CDが登場し、その数年後の1984年には、ソニーが世界初のポータブルCDプレーヤーとなる「D-50」(ディスクマン)を発売します。

CDウォークマンは、カセットよりも高音質で、曲の頭出しも簡単でした。ただ、初期のモデルは音飛びが課題だったようです。技術の進歩で「G-PROTECTION」などの音飛び防止機能が搭載され、快適に使えるようになっていきました。
1992年にはMDウォークマンが登場します。「MZ-1」や「MZ-2P」が初代モデルです。MDはCDから高音質で録音でき、カセットのようにコンパクトで持ち運びやすいメディアでした。自分で好きな曲順のMDを作る「マイベストMD」を楽しんだ人も多いかもしれません。

スティック型ウォークマンの系譜

デジタルオーディオプレーヤーの時代になると、USBメモリのようなスティック型ウォークマンが登場しました。
これは、パソコンのUSBポートに直接挿して、音楽データを転送できる手軽さが特徴だったと思います。内蔵メモリにMP3などの音楽ファイルを入れて持ち運ぶスタイルです。
初期のネットワークウォークマンにはメモリースティックを使うモデルもありましたが、このスティック型はよりシンプルでした。
例えば、Eシリーズの一部(NW-E000シリーズなど)がこのスティック型を採用していました。小型で軽量、操作もシンプルなので、ランニングや通勤・通学用として人気があったようです。この手軽さが、後のSシリーズやEシリーズの小型モデルにも受け継がれていったのかもしれません。
デジタル時代の歴代ウォークマン

- 歴代SシリーズとEシリーズの変遷
- ウォークマンの現行シリーズ一覧
- ウォークマン史に残る名機たち
- 記憶に残るウォークマン歴代CM
- 歴代ウォークマンのおすすめと総括
歴代SシリーズとEシリーズの変遷
デジタル時代のウォークマンを語る上で、SシリーズとEシリーズは欠かせない存在だと思います。
Eシリーズは、どちらかというとシンプルで手軽さを重視したモデルが多かった印象です。前述のスティック型のように、USB直挿しで手軽に音楽を転送できるモデルなどが代表的です。
一方、Sシリーズは、Eシリーズよりも多機能で高音質なモデルとして位置づけられていたように思います。例えば、カラー液晶ディスプレイを搭載したり、ソニー独自のノイズキャンセリング機能を搭載したモデル(「NW-S700」シリーズなど)が登場し、人気を博しました。
ウォークマンのSシリーズやEシリーズの歴代モデルは、多くの人にとってデジタルオーディオプレーヤーの入門機であり、また日常使いのパートナーとして長く愛されてきたシリーズと言えるかもしれません。
ウォークマンの現行シリーズ一覧

現在(2025年時点)のウォークマンは、スマートフォンの普及を受け、より高音質に特化したモデルや、音楽再生専用機としての使いやすさを追求したモデルが中心になっているようです。
2025年時点で主に購入検討しやすいシリーズを、その特徴ごとに整理してみます。
| シリーズ名 | 主な特徴 | 想定されるユーザー |
| Signatureシリーズ (WM1ZM2など) | ソニーの最高峰モデル。高音質パーツを贅沢に使用し、究極の音質を追求。 | 一切の妥協なく最高の音質を求めるオーディオ愛好家。 |
| ZXシリーズ (ZX707など) | Signatureシリーズの技術を継承しつつ、携帯性も両立したハイエンドモデル。 | 高音質とポータビリティのバランスを重視するユーザー。 |
| Aシリーズ (A300シリーズなど) | ハイレゾ音源に対応しつつ、コンパクトなボディと豊富なカラーが特徴。 | 手軽にハイレゾを楽しみたい、デザインも重視するユーザー。 |
| Sシリーズ (S310シリーズなど) | シンプルな操作性と長時間バッテリーが特徴の入門モデル。(※2025年時点で生産完了。新品は在庫限り) | 音楽再生専用機として手軽に使いたい、学生や通勤・通学ユーザー。 |
このように見ると、現在のウォークマンのシリーズ一覧は、音質へのこだわりに応じて選べるラインナップになっていることが分かります。
Aシリーズ、ZXシリーズ、Signatureシリーズが現行ラインナップの中心と言えそうです。長く続いたSシリーズが生産完了となったのは、一つの時代の区切りかもしれません。
ウォークマン史に残る名機たち
ウォークマンの長い歴史の中には、特に「名機」として記憶に残るモデルがいくつもあります。
カセット時代の名機
- WM-2 (1981年)
- 「ウォークマンII」として、初代の基本性能を引き継ぎつつ、より洗練されたデザインで「ウォークマン」というスタイルを確立したモデルかもしれません。
- WM-20 (1983年)
- カセットケースサイズを実現した、小型化の象徴的なモデルです。
CD・MD時代の名機
- D-50 (1984年)
- 初代CDウォークマン(ディスクマン)。ここからポータブルCDの歴史が始まりました。
- MZ-E10 (2002年)
- MDウォークマンの最後期に近いモデルで、当時の技術で世界最小・最薄・最軽量を実現しました。デザインも秀逸だったと思います。
デジタル時代の名機
- NW-MS7 (1999年)
- 初のネットワークウォークマン。メモリースティックを使用するという点でユニークでした。
- NW-S700シリーズ (2006年)
- デジタルノイズキャンセリング機能を初めて搭載したウォークマンの一つです。高音質と静寂を手軽に持ち運べるとして高く評価されたようです。
これらの名機は、単に性能が良かっただけでなく、その時代の最先端を行く機能やデザインで、多くの人に影響を与えたモデルだったと言えそうです。
記憶に残るウォークマン歴代CM
ウォークマンの歴代CMも、その時代を象徴するものが多かったように思います。
特に印象的なのは、製品の機能説明よりも、ウォークマンを持って外に出かける「ライフスタイル」そのものを描いていた点かもしれません。
海外のアーティストを起用したり、その時に人気の俳優やタレントが登場したり。また、CMで使われた音楽がヒットすることも少なくありませんでした。
初期のCMでは、猿(チョロ松)がウォークマンを聴いているというユニークなものもあり、これは「言葉が通じなくても、音楽の楽しさは伝わる」というメッセージだったのかもしれません。
ウォークマンの歴代CMは、音楽を「どこでも自由に楽しむ」という文化を、製品と共に作り上げてきた重要な要素だったと考えられます。
歴代ウォークマンのおすすめと総括
この記事では、ウォークマンの歴代モデルについて、その歴史や特徴を振り返ってきました。
最後に、これまでの歴代ウォークマンの歩みを踏まえ、ポイントをまとめてみます。
- ウォークマンの歴史は1979年の初代「TPS-L2」から始まった
- TPS-L2は二人で聴けるヘッドホンジャックとホットライン機能が特徴だった
- 歴代カセットモデルは小型化と高機能化の歴史だった
- カセットケースサイズの「WM-20」
- ガム型充電池を採用した「WM-101」
- 1982年にCD規格が登場し1984年にCDウォークマン「D-50」が発売
- MDウォークマンは「MZ-1」から始まり、録音と携帯性を両立させた
- スティック型ウォークマンはPCとの連携を手軽にした
- Eシリーズはシンプルさ、Sシリーズは多機能・高音質が特徴だった
- デジタルノイズキャンセリングはSシリーズなどで人気を博した
- 現行シリーズは高音質特化型が中心
- SignatureシリーズやZXシリーズはハイエンドモデル
- Aシリーズは手軽なハイレゾ対応モデル
- Sシリーズは生産完了となり、新品は在庫限り
- ウォークマンは音楽を外に持ち出す文化を創造した


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